昨夜、なんとなくカーテンを開けたら、月の光が夜空に広がっていて、もっと上を見上げたらオリオン座がはっきり見えた。月も星々も美しくただそこにあって。
その時、なんか、地球のこの幻想を楽しもうって思った。
月って、満ち欠けを利用した願い事や、月の影響がなんとかとか、星座がなんとかとか、現代だと「何かを手にするために」の願望実現や人生のマップや持って生まれた性質や才能を見るツールとしてつくられていることが多そうだけど、こんなに美しい夜空だもん。その魅力に惹きつけられて創造したのかな。
そしてこんなことも思った。
目覚めとか悟りとか、これも古代からどの地域でも人々が恋い焦がれていた在り方。これもただその精神性の神秘さ、美しさに惹かれていったのなって。精神世界の美しさに憧れて、また一方でそれが人々を引きつけると知って、「宗教」を創造したり、修行や理念や教えを造ったりして。現代でも人間性の大きなテーマになってる。
月夜に照らされた深夜のベランダで、いろんな地球の創造を感じてたら、この幻想世界をただ、楽しもうって。そう思ったよ。
それでわたしはというと
ただ月が美しい。
ただ星々の物語が美しい。
そんな幻想世界を楽しみたいって。
ただ美しいから。
それがいいな。