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2011/12/30

『幻獣辞典』ボルヘスに助けられた人間生活。

 



子どもの頃、『幻獣辞典』というタイトルに惹かれて、すごく欲しくなって、両親に取り寄せてもらった。お菓子やおもちゃはなかなか買ってもらえなかったけれど、本は、どんな本も欲しいものは購入してもらえた。本は一番身近な「世界」だったし、自分という人間が何を知りたくて、何を感じたくて、何を見たいのかということを、読み進めるその思いの道の中で教えてくれる大切な存在だった。


『幻獣辞典』は、ホルヘ・ルイス・ボルヘスの著作。初めて著者を知った思い出深い作品。小学生の時に彼の世界観を知ったことで、自分の中の他者の世界観との違い、違和感を自然なこととして、それでいいんだということで受け入れられた。


この世界のどんな事象も結局は、一つの何かに帰っていく、そんな感覚が生まれたときからあった。この現実世界が夢のようであり、だからと言ってその価値に中世的否定で捉えるんじゃなくて、ある種の意識の遊び場のようなところ、一度ではない既視感的世界、などなど。いつもどこか傍観して同時に感情の揺らぎを楽しんでいる自分もいる。


ボルヘスの作品には、最後には一つの何かに帰還していく意味の文章が書かれていて、私はそれを見るとすごく安心した。この世界の仕組みが明らかにされているような、そのおかげで安心できた。自分は1人じゃない、その感覚。恋人がいても、家族がいても、自分以外の他者では埋めることができない、(そもそもそれは他者存在の役割ではないんだけど)見えない繋がり、見えない一つの帰還先とのつながりを感じている人が、この地球上にいたことの安心感。自分は自分だけで成立していない感覚を知っているボルヘスの存在によって、また一つの何かが証明されたようでうれしかった。









2011/12/25

守護天使の12月

 


12ヶ月の中で一番好きなクリスマスの月。
12月はその1ヶ月を心の中ではホリデーにしている。
美味しいお菓子やケーキ、食事、喜びに浸る何かを探して楽しみます。




リボンやガラス、コットンで教会に見立てて神聖でかわいい天使たちががやってくるような世界をつくって遊びました。





勝手に思っていることだけど、12月は守護天使の月♡







2011/12/18

鎌倉とおもとだちと。

 



秋の鎌倉にお友達と行きました。

抹茶と和菓子とおしゃべりを楽しみました。

ゆっくりとした時間を過ごせてよかった♡














2011/11/12

高麗のコスモス

 

埼玉の高麗といえば、曼珠沙華の里で有名だけど、コスモスの季節もとても気持ちが良くておすすめです。




近くには、川が流れていてベジタリアン系の阿里山カフェがある。






コスモスさんたちありがとう。

わたしの日常にこんなかわいい風景をもたらしてくれて。




2011/11/01

パート・ト・ヴェールの世界。

 ガラス工芸を学びたくて、初めて「ものづくり」の世界の入り口に入ってみました。馬場先生は、どんな疑問でも、真摯に聞いてくださって、そしてその疑問をわたし自身が答えられるように自分の中からその答えが現れるように導いてくださる。


わたしのためのような先生!

ほんと、わたしは先生に恵まれている。

お花も、ガラスも。

権威でごまかすヤツ、すべきとか制限を与えるような型しか認めない的な人間が好きじゃないので、いつも習いにいく時には心の中で大丈夫かな、ってどきどきする。



初めてつくった作品。
かわいい。

わたしのエナジー







自分のために
自分のイメージのためだけにつくる、なんて豊かなんだろう。







小さな粒たち。
ガラスって優しいし、柔らかい。




























2011/10/20

One day cafe Styling 月むすび

My friends and I had opened One day cafe 3times at a rental space in 2011.
I had great time and I am grateful to them for giving me an opportunity to experience flower arrangements for space styling.

2011年は、7月からお友だちと3回レンタルスペースで、One day cafeを開催いたしました。
一回きりでの撤収なので、なかなかスタイリングにお金をかけることが難しくて
たくさんの小道具を家から持ち込んでの作業は大変でした。
それでも、暑い中に、たくさんの人にきていただきやってよかったと思えました。
やっぱり、人が楽しんでくれているのを感じると喜びもいっそう大きくなるね♡
この企画に誘ってくれた友だちにとても感謝しています。
何でもやってみないとわからないものね。





































































































2011/10/15

会場装飾のお勉強

 今日はマミ先生の会場装飾のお手伝いと勉強で、披露宴会場へ。

前日までにいくつかを制作し、会場で整える。









ホワイト&グリーンのカラーコーディネート。









数時間後、この会場がたくさんの人の声と食事の音、そして祝福の言葉で溢れていくんだね。現実は未来からつくられているんだ!


















2011/10/01

Already within you 

 

Already within us

求めていた安らぎ
求めていた無条件の愛
生きることへの安心感


この感覚をこころから感じるとき
深い安らぎに包まれる。

この感覚がすべてのみなもと
愛と表現したくなる何か圧倒的な安心のところとつながっている感覚。


それはとても小さなこどもの時に
それは赤ちゃんの時に
感じていた感覚と同じ。


その安らぎと「つながっている」と意識することもなく、すでにつながっていた。



この純粋なきもち


ここにいよう
ここにいよう
十全に。

それはいつもあなたと一緒にいて、いつも一緒にあなたといた。 いつでも一緒にいて その時が来るのを待っていた。

そこに戻ることをい・つ・で・も待っている。

あなたのことがとても大好き。

すでに自分の中にあった
全てとつながる安心感
その安心感が実はあなたそのもの。



その安心感を十全に感じる時
自分という生命に恋をするの♡

こころ ひらいて
深い安らぎを受け入れるとき
あなたの中に
真のパワフルな何かが
あらわれる。












2011/09/28

ベトナムフェスティバル

 




タイ料理が大好きです。


夏の夜は辛いものがいっそう美味しくなる。









人々の声

賑わうエナジー















2011/08/20

Wedding Show 2011 THE RITZ-CARTON TOKYO


Atelier Aimée & ERI MATSUI

THE RITZ-CARTON TOKYO


以前お世話になりましたウェディング雑誌のお友だちのお誘いで
初めてウェディングドレスのショーを見にいきました。







開始前の様子。So excited!










どんどん流れていくすてきなドレスたち。









会場の興奮も最高に!


お気に入り。お帽子がすてきっ。










2011/08/16

水晶の夢



きっと、すべての始まりは、一人の人間の祈りだったんだと。
宗教も、思想も、社会のシステムも。
それらは、自分のかわりに死んでいった友達のために。
それらは、家族を守るという本能的愛のために。
そして、この世界を抱きしめるために。


それは、ほんとうの気持ちだったから、「ほんとう」はとても透明なかたまりとなって、世界を持ってきた。

どんな祈りも叶うようにと、長い長い時間をかけた祈りの中で、その夢は、水晶となって現われ、この世界に存在した。

どんな思想も、すべては水晶の夢なんじゃないかって。

たくさんの宗教の教えも、これまたたくさんの人間の思想も、みんなそれぞれに「ほんとう」だから、ある人にとっては悪であることもあるひとにとっては良いおこないで。

だから、時々そのことを思うと、愛しくなる、この世界の出来事が。

だって、敵対する世界ができたとき、どちらもきっとお互いの「ほんとう」の部分はわからないであろうから。

そして、どうすればよいかも。

「ほんとう」のところでは。







2011/07/20

ウェディングフラワープラクティス

 


マミ先生のところで習っているウェディングフラワーアレンジメント。テーブル装飾やフラワーブーケを練習しました。





全てのお花が輝く配置を見つけられた時の喜びはこの上ない。








「このお花を使ったらきっと重かったり形が整わないかも」と思ってもやっぱりやってみたい。見てみたい。そんな気持ちもチャレンジとして受け止めてくださる先生に感謝。























2011/07/01

大好きなフラワーアレンジメントレッスン

 

マミ先生のところでのレッスンは毎回楽しい。

先生はこちらがやりたいことが実現できるようにアドバイスをしてくれる。

少し難しそうに感じても「できるよ」と爽やかに言ってくださるから、ヒョイっとハードルが超えられて「あ、できたー」って着地できる。






たくさんのお花の中から選べる、そんな自由度は、わたしにとって最高の学びの場所。

自分にあった場所、先生に出会える幸せ。





フラワーボール。
たくさんのお花が必要なの。








自然の配置では見られない、人間の手が入ることで可能な表現が
デザインすることの喜び。









蓮って 美しい!

















今日も楽しかった!