12月25日はとても特別な時間になった。
それは大好きなパン屋さんのバケットと、ずっと気になっていたお店で予約していたクリスマスオードブルの組み合わせで妹とクリスマスパーティー中に起こった。
口の中で噛むたびに、ため息と歓喜な感動で、涙が出てしまうほどの食の体験をした。
同じ料理なのに、1回目、2回目、3回目とお口の中の感覚器官が、次はこれ感じて!次はここよ!まだ飲み込まないで、待ってここで!って伝えてくるから、一つの料理で全く別の美味しさと感覚がもたらされ、マインドは撃沈して、とにかく味わいを味わい尽くす。
そしてパン!
このバケットを咀嚼するたびに口腔内の筋肉が嬉しがる。わかってくれた?私たちの仕事ぶりのことって、伝えてきて「ありがとう!知らなかったごめーん」って。
胸もいっぱい気持ちもいっぱいで、噛むたびに起こる全身から溢れた身体への感謝と感動で、この食事を作った方々への気持ちとか、身体を作ってくれた両親とか、さらに守護天使とかまで気持ちがありがとう〜ってなって、途中、あまりの感動に耐えきれず自分の部屋に駆け込んで、ジーザスや神様に祈りを捧げずにはいられないこの覚醒と昇華。
とにかくあんな感動した食事は、生まれて初めてだと思う。
赤ちゃんの時にはそうだったのかもしれないが。
ここにあって、こんな近くにあって、いつも使っていた口そして舌。それを生まれて初めて使うかのような体験。
身体、こんなに近くに素晴らしい宝物があったなんて!
人間ってすごい。