イタリアに来ても、興味があるのは町の中の木々たち。気に入った場所に毎日行って、過ごす。日本の光とヨーロッパの光は違うから、照らされる自然界の色はやっぱりここにしかない色として現れる。
紅葉が終わって、冬支度をする木々の周りには葉っぱがたくさん。
狭い町の通路に差し込む昼間の太陽が美しかった。
どこに行っても木の存在はわたしを魅了する。
新宿御苑の木々の声とはまた違う彼らの声に耳をすます。
フィレンツェの街を歩くと、以前にも歩いた感覚になって面白かった。
教会の歴史。人の歴史。思惑の歴史。全てここにある。
また来たい。